文豪ストレイドッグス

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BUNGO STRAY DOGS NEWS

「文豪ストレイドッグス TVアニメ10周年記念くじ」がくじ引き堂に登場!

オンラインくじサイト「くじ引き堂」に「文豪ストレイドッグス」TVアニメ化10周年を記念したオンラインくじが登場いたします。
アニメスタジオ・ボンズの手によるTVアニメ化10周年を記念した新規描き下ろしイラスト等を使用しており、キャラクターをドン!と飾れるビッグサイズのアクリルスタンドやたくさんコレクションしたくなるミニ色紙など美麗なイラストを堪能できるアイテムが盛り沢山のラインナップです。
期間中10連くじをご購入いただいた方にはもれなく「ミニブロマイド」をプレゼント!ランダムでの配布となりますので、お見逃しなく。
また期間中にリポストキャンペーンとして、くじ引き堂のX公式アカウントをフォロー&リツイートすると、抽選で3名様に「C賞 アクリルスタンドフィギュアセット」をプレゼントするキャンペーンも実施いたします。
奮ってご参加ください!

文豪ストレイドッグス TVアニメ10周年記念くじ 概要

【販売期間】
2026年8月13日(木)12:00~2026年9月24日(木)11:59
【販売価格】
1回 770円(税込)※別途発送手数料が掛かります。
【購入ページ】
https://kujibikido.com/lp/bungo_anime10th/

■おまけキャンペーン■
【10連セット】をご購入いただいたお客様には「ミニブロマイド」をもれなく1枚プレゼント!!
※期間により絵柄は異なります。 ※ランダムでの配布となります。
【対象期間】
●1週目(全4種)
中島敦/太宰治(それぞれ等身絵柄・ミニ絵柄)
2026年8月13日(木)12:00~8月20日(木)11:59

●2週目(全4種)
芥川龍之介/中原中也(それぞれ等身絵柄・ミニ絵柄)
2026年8月20日(木)12:00~8月27日(木)11:59

●3週目(全4種)
条野採菊/末広鉄腸(それぞれ等身絵柄・ミニ絵柄)
2026年8月27日(木)12:00~9月3日(木)11:59

●4週目(全6種)
中島敦/太宰治/芥川龍之介/中原中也/条野採菊/末広鉄腸(全て等身絵柄)
2026年9月3日(木)12:00~9月10日(木)11:59

●5週目(全6種)
中島敦/太宰治/芥川龍之介/中原中也/条野採菊/末広鉄腸(全てミニ絵柄)
2026年9月10日(木)12:00~9月17日(木)11:59

●6週目(全6種)
中島敦/太宰治/芥川龍之介/中原中也/条野採菊/末広鉄腸(全て等身絵柄)
2026年9月17日(木)12:00~9月24日(木)11:59

Xフォロー&リポストキャンペーン

期間中に「くじ引き堂」のX公式アカウント(@kujibikido)をフォローおよび対象の投稿をリポストした方の中から抽選で3名様に「C賞 アクリルスタンドフィギュアセット」をプレゼント!
■「くじ引き堂」とは
スマホ・PCから簡単に遊べる、はずれなしのオンラインくじ!
ドキドキが盛りだくさん、キャラクターとのめぐり逢い!!

■関連サイト
「くじ引き堂」公式サイト 
https://kujibikido.com/
「くじ引き堂」公式Xアカウント 
https://x.com/kujibikido

■商品に関するお問い合わせ
くじ引き堂 
https://kujibikido.com/contact/

■権利表記
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

いくばくもなく官を退いた後は、故山、虢略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った。

下吏となって長く膝を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺そうとしたのである。

しかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐うて苦しくなる。李徴は漸く焦躁に駆られて来た。

この頃からその容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾て進士に登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもない。

数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のために遂に節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己の詩業に半ば絶望したためでもある。

曾ての同輩は既に遥か高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才李徴の自尊心を如何に傷けたかは、想像に難くない。

彼は怏々として楽しまず、狂悖の性は愈々抑え難くなった。一年の後、公用で旅に出、汝水のほとりに宿った時、遂に発狂した。

或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。

彼は二度と戻って来なかった。附近の山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後李徴がどうなったかを知る者は、誰もなかった。

翌年、監察御史、陳郡の袁傪という者、勅命を奉じて嶺南に使し、途に商於の地に宿った。

次の朝未だ暗い中に出発しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に人喰虎が出る故、旅人は白昼でなければ、通れない。

今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜しいでしょうと。袁傪は、しかし、供廻りの多勢なのを恃み、駅吏の言葉を斥けて、出発した。

残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎が叢の中から躍り出た。

虎は、あわや袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち身を飜して、元の叢に隠れた。

叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞えた。

その声に袁傪は聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって、叫んだ。

「その声は、我が友、李徴子ではないか?」袁傪は李徴と同年に進士の第に登り、友人の少なかった李徴にとっては、最も親しい友であった。

温和な袁傪の性格が、峻峭な李徴の性情と衝突しなかったためであろう。

叢の中からは、暫く返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かな声が時々洩れるばかりである。

ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は隴西の李徴である」と。

袁傪は恐怖を忘れ、馬から下りて叢に近づき、懐かしげに久闊を叙した。

そして、何故叢から出て来ないのかと問うた。李徴の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。

どうして、おめおめと故人の前にあさましい姿をさらせようか。

かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭の情を起させるに決っているからだ。

しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐かしい。

どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭わず、曾て君の友李徴であったこの自分と話を交してくれないだろうか。

後で考えれば不思議だったが、その時、袁傪は、この超自然の怪異を、実に素直に受容れて、少しも怪もうとしなかった。

彼は部下に命じて行列の進行を停め、自分は叢の傍に立って、見えざる声と対談した。

都の噂、旧友の消息、袁傪が現在の地位、それに対する李徴の祝辞。