文豪ストレイドッグス

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BUNGO STRAY DOGS NEWS

【十周年前祝い企画】第4、第5シーズンのオールナイト上映会を実施!

2026年4月にアニメ化十周年を迎える『文豪ストレイドッグス』。十周年までの一年間を前祝い期間として様々な企画を実施します!
2月7日(土)の第4シーズン、2月21日(土)の第5シーズンの各オールナイト上映会の詳細が決定しました!
皆さまのご来場をお待ちしております!

※都条例により18歳未満の方はご参加頂けません ※年齢確認が可能な身分証をお持ちください

開催概要

  • 《第4シーズン》

    【日時】
    2月7日(土) 開演22:45 
    終了予定 2月8日(日)5:20予定(トークショーは22:45より実施)
    【会場】
    シネマート新宿
    【登壇】
    岩﨑琢(音楽担当)、吉江輝成(音楽プロデューサー)
    【内容】
    第4シーズン(38話~50話)上映、登壇者によるトークショー
    【入場者特典】
    “探偵社設立秘話”キービジュアル、第4シーズンキービジュアルポストカード

  • 《第5シーズン》

    【日時】
    2月21日(土) 開演22:30 
    終了予定 2月22日(日)4:15予定(トークショーは22:30より実施)
    【会場】
    シネマート新宿
    【登壇】
    上村祐翔(中島敦 役)、若林和弘(音響監督)
    【内容】
    第5シーズン(51話~61話)上映、登壇者によるトークショー
    【入場者特典】
    第5シーズンキービジュアルポストカード

※全公演、登壇者は予告なく変更になる場合がごさいます。予めご了承ください。

チケットのご購入について

全席チケットぴあにて販売
【販売スケジュール】
▼先着一般販売
・第4シーズン
1月10日(土)10:00〜2月6日(金) 16:00

・第5シーズン
1月31日(土)10:00〜2月20日(金) 16:00

インターネット購入:
https://w.pia.jp/t/movie-allnight/
※PC・モバイル共通 ※インターネットのみ・先着順での受付となり、受付の際ぴあへの会員登録が必要となります。
【料金】3,850円
※特別興行の為、各種割引サービスおよび無料招待券はご利用いただけません。 ※おひとり様2枚まで購入可能
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

ご参加にあたっての注意事項

都条例により18歳未満の方はご参加頂けません。
いかなる場合においてもトークショー中の途中入場はお断りさせていただきますので、ご了承ください。
場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は禁止です。
当日は荷物検査を行わせていただく場合がございます。
転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
チケットぴあ取扱い分については、チケット券面に購入者氏名が印字される場合がございます。
ご入場時、本人確認のため、チケット券面記載の「当選者様氏名(申込み登録された氏名)」と「身分証明書」をランダムで確認させていただく場合がございます。
当日は身分証のご持参をお願いいたします。
全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となりますが、その回のご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。予めご了承ください。
会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。
お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。変更が発生の場合でも、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
上映がある限り、払い戻しの対象にもなりません。予めご了承ください。
ご来館前の検温・手洗いなどの体調管理や、鑑賞中の咳エチケットにご協力ください。
発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
ご参加にあたってのお願い事項にご協力いただけない場合、ご鑑賞をお断りすることがございます。
その場合も返金対応はできません。予めご了承ください。
当日までの情勢により、上記対応が変更になる可能性もございます。

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

いくばくもなく官を退いた後は、故山、虢略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った。

下吏となって長く膝を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺そうとしたのである。

しかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐うて苦しくなる。李徴は漸く焦躁に駆られて来た。

この頃からその容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾て進士に登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもない。

数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のために遂に節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己の詩業に半ば絶望したためでもある。

曾ての同輩は既に遥か高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才李徴の自尊心を如何に傷けたかは、想像に難くない。

彼は怏々として楽しまず、狂悖の性は愈々抑え難くなった。一年の後、公用で旅に出、汝水のほとりに宿った時、遂に発狂した。

或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。

彼は二度と戻って来なかった。附近の山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後李徴がどうなったかを知る者は、誰もなかった。

翌年、監察御史、陳郡の袁傪という者、勅命を奉じて嶺南に使し、途に商於の地に宿った。

次の朝未だ暗い中に出発しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に人喰虎が出る故、旅人は白昼でなければ、通れない。

今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜しいでしょうと。袁傪は、しかし、供廻りの多勢なのを恃み、駅吏の言葉を斥けて、出発した。

残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎が叢の中から躍り出た。

虎は、あわや袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち身を飜して、元の叢に隠れた。

叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞えた。

その声に袁傪は聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって、叫んだ。

「その声は、我が友、李徴子ではないか?」袁傪は李徴と同年に進士の第に登り、友人の少かった李徴にとっては、最も親しい友であった。

温和な袁傪の性格が、峻峭な李徴の性情と衝突しなかったためであろう。

叢の中からは、暫く返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かな声が時々洩れるばかりである。

ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は隴西の李徴である」と。

袁傪は恐怖を忘れ、馬から下りて叢に近づき、懐かしげに久闊を叙した。

そして、何故叢から出て来ないのかと問うた。李徴の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。

どうして、おめおめと故人の前にあさましい姿をさらせようか。

かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭の情を起させるに決っているからだ。

しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐かしい。

どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭わず、曾て君の友李徴であったこの自分と話を交してくれないだろうか。

後で考えれば不思議だったが、その時、袁傪は、この超自然の怪異を、実に素直に受容れて、少しも怪もうとしなかった。

彼は部下に命じて行列の進行を停め、自分は叢の傍に立って、見えざる声と対談した。

都の噂、旧友の消息、袁傪が現在の地位、それに対する李徴の祝辞。