文豪ストレイドッグス

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BUNGO STRAY DOGS NEWS

AGF2022「文豪ストレイドッグス」ブース商品ラインナップを公開!

11月5日(土)、6日(日)に開催される「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)2022」に、2年ぶりで「文豪ストレイドッグス」ブースが出展します! 黒の時代の太宰・織田作・安吾・中也・芥川がいつもと違う装いに身を包んだ、ここでしか見られないスペシャルな描き下ろしイラストを中心とした新作グッズを多数ご用意。ぜひお立ち寄りください。

商品一覧

※クリックで拡大します。

 

トレーディング缶バッジA

●税込440円/全17種類/直径56mm/素材:鉄、PET、紙 ・公式サイトを飾った四季折々のイラストを缶バッジにしました。毎年の人気アイテムです。

 

トレーディング缶バッジB 【AGF2022会場販売限定】

●税込500円/全10種類/直径56mm/素材:鉄、PET、紙 ・スペシャル描き下ろしイラスト使用の缶バッジです。一部メタル調のホロ加工を施したクールなデザインです。

 

トレーディング缶バッジC

●税込500円/全10種類/直径56mm/素材:鉄、PET、紙 ・太宰、中也、織田、安吾、芥川の描き下ろしミニキャライラストを使用した缶バッジです。

 

アクリルスタンド(太宰治、中原中也、織田作之助、坂口安吾、芥川龍之介)

●各税込1500円/本体約H122~140mm✕W35~72mm(キャラクターにより異なります)、台座約60✕40mm/素材:アクリル ・スペシャル描き下ろしイラストを使用したアクリルスタンドです。

 

トレーディングミニアクスタ

●税込700円/全5種類/本体約H56~60mm✕W31~35mm(キャラクターにより異なります)、台座約35✕35mm/素材:アクリル ・太宰、中也、織田、安吾、芥川の描き下ろしミニキャライラストを使用したアクリルスタンドです。

 

クリアファイルセットA

●税込800円/A4クリアファイル2枚組/素材:PP ・2021年のお正月と2022年のお正月に公式サイトを飾ったイラストをクリアファイルにしました。

 

クリアファイルセットB

●税込800円/A4クリアファイル2枚組/素材:PP ・2022年のエイプリルフールとかき氷の日に公式サイトを飾ったイラストをクリアファイルにしました。

 

クリアファイルセットC 【AGF2022会場販売限定】

●税込800円/A4クリアファイル2枚組/素材:PP ・2022年のシャツの日に公式サイトを飾ったイラストと今回AGF2022のために描き下ろされたイラストをクリアファイルにしました。

 

クリアファイルホルダー

●税込2500円/約H32✕W25cm、背幅3cm/素材:PP ・描き下ろしイラストをデザインに使用したクリアファイルホルダーです。A4クリアファイルを20枚収納できます。

 

ブランケット

●税込3000円/約100✕70cm/素材:フランネルボア(ポリエステル) ・太宰、中也、織田、安吾、芥川のミニキャラ描き下ろしイラストをプリントした可愛いブランケットです。

 

アクスタ収納ポーチ

●税込2200円/外寸約H17✕W14✕D2cm(金具部分含まず)/素材:表生地・ポケット部分…PVC、裏面生地 … PU、内生地 … PE、金具 … 亜鉛合金 ・クールかつキュートなデザインが表裏に施されたポーチです。L判ブロマイドなども収まる大きめサイズなので、お気に入りのアクスタを複数体並べて持ち運びできます。

 

 

注意事項

・アニメイトガールズフェスティバルのメイン会場への入場にはチケットが必要となります。詳しくはAGF公式サイト(https://agf-ikebukuro.jp/s/agf2022/)をご確認ください。 ・商品画像はイメージです。実際の商品とは細部が異なる場合がございます。 ・上記価格は会場での販売価格となります。 ・「トレーディング缶バッジB」と「クリアファイルセットC」はアニメイトガールズフェスティバル2022会場のみでの販売となります。その他商品のイベント後の販売につきましては、決定しだい公式サイトとTwitterアカウントにてご案内します。 ・お一人様、1会計のご購入につきトレーディング商品は20点まで、その他商品は各5点までとさせていただきます。 ・全ての商品を2日間に分けて販売致します。ただしお越しいただく時間によっては当日分完売となる場合がございます。 ・商品は予告なく変更、販売中止となる場合がございます。 ・以下の各種クレジットカード、電子マネーがご利用いただけます。

※すべてお支払い回数は1回のみとなります。
※電子マネーはお支払い後、ご購入取り消しはできません。
※会場の設備、天候によって、ご利用いただけない場合もございます。

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

いくばくもなく官を退いた後は、故山、虢略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った。

下吏となって長く膝を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺そうとしたのである。

しかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐うて苦しくなる。李徴は漸く焦躁に駆られて来た。

この頃からその容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾て進士に登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもない。

数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のために遂に節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己の詩業に半ば絶望したためでもある。

曾ての同輩は既に遥か高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才李徴の自尊心を如何に傷けたかは、想像に難くない。

彼は怏々として楽しまず、狂悖の性は愈々抑え難くなった。一年の後、公用で旅に出、汝水のほとりに宿った時、遂に発狂した。

或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。

彼は二度と戻って来なかった。附近の山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後李徴がどうなったかを知る者は、誰もなかった。

翌年、監察御史、陳郡の袁傪という者、勅命を奉じて嶺南に使し、途に商於の地に宿った。

次の朝未だ暗い中に出発しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に人喰虎が出る故、旅人は白昼でなければ、通れない。

今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜しいでしょうと。袁傪は、しかし、供廻りの多勢なのを恃み、駅吏の言葉を斥けて、出発した。

残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎が叢の中から躍り出た。

虎は、あわや袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち身を飜して、元の叢に隠れた。

叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞えた。

その声に袁傪は聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって、叫んだ。

「その声は、我が友、李徴子ではないか?」袁傪は李徴と同年に進士の第に登り、友人の少かった李徴にとっては、最も親しい友であった。

温和な袁傪の性格が、峻峭な李徴の性情と衝突しなかったためであろう。

叢の中からは、暫く返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かな声が時々洩れるばかりである。

ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は隴西の李徴である」と。

袁傪は恐怖を忘れ、馬から下りて叢に近づき、懐かしげに久闊を叙した。

そして、何故叢から出て来ないのかと問うた。李徴の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。

どうして、おめおめと故人の前にあさましい姿をさらせようか。

かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭の情を起させるに決っているからだ。

しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐かしい。

どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭わず、曾て君の友李徴であったこの自分と話を交してくれないだろうか。

後で考えれば不思議だったが、その時、袁傪は、この超自然の怪異を、実に素直に受容れて、少しも怪もうとしなかった。

彼は部下に命じて行列の進行を停め、自分は叢の傍に立って、見えざる声と対談した。

都の噂、旧友の消息、袁傪が現在の地位、それに対する李徴の祝辞。